税理士・会計事務所にも得意分野があります。
全ての業種に税理士が精通しているかといえば、実はそうでもありません。
相続税を例に取って言えば、年間申告件数は約5万件ですが、税理士は7万人以上います。
単純に1人税理士に対して、1年間1件ないということです。
さらに、相続税に特化した税理士・税理士法人がいることから、
5年以上相続税を申告をしたことがない税理士も多数いらっしゃいます。
大きな事務所は、国際税務、連結納税、M&Aなどすべての分野・業種を対応可能です。 しかし、税理士と会えるのは最初のみで、後はスタッフが担当し、ちょっとした判断にも即座に対応できず上司の判断待ちとなることも多いようです。 また、担当のスタッフが頻繁に変わることが一般的です。
中小規模の税理士事務所は、スタッフではなく、税理士が長く直接担当するため、会社に関係のない些細な相談にも親身になって対応してくれます。 また、大手事務所に比べ、顧問料が安い傾向にあります。 しかし、専門スタッフがいないため、国際税務、連結納税、M&Aなど最先端の会計処理には対応できないこともあります。 なお、土屋税務会計事務所は、中小規模の税理士事務所に該当します。
元国税職員の税理士だからといって、全ての業種に精通しているとは限りません。 税務署は、部署ごとに細分化され、法人税、所得税、相続税、徴収というように専門分野がそれぞれ違います。 また、元国税職員の税理士の在職当時は、否認し課税することが仕事ですから、会計帳簿の作成、税務申告書の作成、会計ソフトは得意ではない傾向にあります。
元国税職員の税理士は、グレーゾーンに関する裁量の加減、税務当局の事実認定に対する反証、組織的な命令系統や税務職員の思考回路・調査手法を熟知している、など利点も多くあります。 なお、土屋税務会計事務所の税理士は、元国税職員の税理士ではありません。
私どもも正直、不得意分野があります。
私どもが出来ない分野のお客様は、大変申し訳ありませんが、私どもが知っているその分野・業種に精通している先生を紹介することにしています。
税理士選びは最終的には相性だと思っています。
人間味のある先生にお願いしたい方もいますし、反対にドライな関係を築きたい方もいます。
人間ですので、好き嫌いはあります。話し方が嫌、生理的に受け付けないということもあると思います。
相続・不動産活用は全国対応いたします。その他地域もお気軽にお問い合わせください。