アパートなどの不動産投資は、土地所有者には相続税対策になる上に、収入も期待できる投資として、現在に至るまで安全な投資とされていました。しかし、実際には需要と合わない場所にアパートを建てたり、建築業者の甘い経営計画にのり無理な投資をすることが見受けれます。
今後、アパート経営はさらに難しい時代に入ると私たちは考えています。
日本の人口は、減少しています
2008年をピークに日本の人口は減り続け、2011年の1億2779万9千人から、2012年の1億2751万5千人へと28万4千人(0.22%)も減少しています。2030年以降は、毎年100万人ずつ人口が減少すると言われています。
アパートなどの貸家は、増加しています
国土交通省総合政策局建設統計室が4月30日に公表した「建築着工統計調査報告 平成24年度分」によると、平成24年度の新設住宅着工戸数は3年連続の増加となり、貸家の新築戸数は持家を上回り、4年ぶりに増加しています。
空室が増えます 増えています
人口が減り貸室が増えれば、自然と空室は増えていきます。実際に、空室率は2008年で18.8%、2010年になると23.07%と上昇しています。 今後さらに人口の減少と、貸家の新築着工戸数の増加傾向を考慮すると、空室率は悪化することが予想されます。
家賃が下がります 下がっています
空室率が高くなると家賃を下げなければ入居してもらえない状況になります。周りのアパートとの家賃競争が激しくなり、家賃相場も下落することが予想されます。
不動産活用のセカンドオピニオン
【セカンドオピニオンサービス】
今現在ご提案されているプランを拝見し、下記ポイントなどを助言させて頂くサービスです。無料でおこなっています。
- その地域に合った計画であるか、間取りは人気の間取りか、
- 修繕のタイミングは合っているか、
- 一括借り上げの場合は家賃見直しは何年か、
- 一括借り上げの場合は借り上げ賃料減額が計画書に記載されているか、
- 建築費は妥当か、利回りはお客様の希望に添っているか
不動産活用は、その所有している不動産、所有者の今後のライフプラン、ご家族のご意向などを踏まえて活用を提案すべきだと思います。どのような不動産活用が良いのか?そのためのセカンドオピニオンです。